スポーツをがんばるお子さんを応援する時に必要な心構え

お子さんのスポーツを応援しているつもりが、いつの間にか親である自分の方の気持ちが大きくなり過ぎてしまっていて、お子さんと自分を追い詰めてしまっていませんか? 本来「スポーツの上達」という共通の目標を追いかけていたはずが、いつの間にか親子のやり取りがギクシャクして来ていませんか? そうなってしまった時、一旦落ち着いて、今の状態を俯瞰してみましょう。 そして親として、どういう心構えで接するべきか、応援していくべきなのか、今一度心を整えて、ちゃんとお子さんと真正面から向き合うようにしましょう。 「どれだけ好きか?」で上達の限界値は決まる スポーツや音楽、何でもそうだと思いますが物事の上達には、「プロになる」という目標のために「練習をがんばる、辛いこともがんばる」といったメンタルよりも、「好きだからやり続けている」というメンタルの方が、圧倒的に上達すると思います。 そんな楽しい気持ちでやり続けて成就する、いわゆる「努力の天才」は稀有だとは思いますが。 好きでやっていることは、やるなと言われてもやります。反対にそれ程好きでないことは、やれと言われてもやりません。 「大人の勝手な気持ちで無理矢理やらせていないか?」「子どもが心から好きなことに夢中になれているか?」は日々、気にしてみておいた方がよいと思います。 嫌いなこと、嫌々やっていることに時間を費やしてしまって、何も残らない未来を迎えないよう、一度振り返ってみましょう。 お金を稼げるような一流選手にならなくてもスポーツには意味がある 「プロの選手になりたい!」という夢を持つお子さんもいると思います。 夢を持つことは非常にいいことだと思いますが、夢を追いかけること、お金を稼げるようになることだけがスポーツのいいところでしょうか? いつの間にか、走ったり、跳んだり、木登りしたり、鬼ごっこしたり、ボールを蹴ったり、友だちと遊んだり、体を動かすこと自体を楽しめなくなってはいませんか? 「プロになる」「プロにならない」というのは結果の話で、特に子どもの場合は、毎日の遊び、運動を楽しめないと、何もよい結果にならないと思います。 結果を求め過ぎずプロセスを楽しむ 親が結果を求めるあまり、毎日ゆっくりでも一歩ずつ歩んでいる人生を「走れ!」と急かしてしまってはいませんか? 目的地を設定することは重要ですが、毎日の歩み、目的地に辿り着くまでのプロセスを 1つずつ楽しんで生きていきましょう。 親も子もとにかく変な思い込みは捨てよう 「男なら」に始まり、「スポーツに夢中になっている人はかっこいい」というような思い込みが特にお子さんは強いと思います。 小学生、中学生くらいであれば特に学校で周りの人の影響を大きく受けるので、やむを得ないこととも言えます。 「誰が何と言おうが自分が思ったことをやり続けるべき」とも思いますが、なかなかそこまで強くはなれないものです。 最近では思い込みが強い親御さんも増えて来ていて、更にそれを知らず知らずのうちに、お子さんに押し付けてしまっているケースが多々あります。 常に「本当にそうなのかな?」と柔軟に考え、目の前で起きていることに前向きに、真摯に向き合って対応していく姿勢が重要だと思います。

子どもの運動神経をよくする! 体幹ストレッチ

「運動神経がいい」とは「自分の考えた通りに体を動かせる状態のこと」を言います。 運動神経は生まれつき決まってしまう要素だけではなく、努力して後天的に伸ばすこともできると言われています。 ゴールデンエイジと呼ばれる世代(9歳〜12歳頃)を迎える前に、体の基礎の部分を整えるべく、毎日「運動神経を伸ばすためのトレーニング」や「コーディネーショントレーニング」と呼ばれるトレーニングを中心にやっておきましょう! 「コーディネーショントレーニング」については、以下の記事も読んでみてくださいね。 世の中にある情報のうち、毎日実践して効果のあったものいくつかお話します。 大人にも効果的なものばかりなので、ぜひお子さんと一緒にやってみてくださいね。 運動神経を鍛えるトレーニングの 6分類 まず最初に大量にあるトレーニング方法を、以下の 6つのカテゴリに分けました。 体幹ストレッチ 走る姿勢を整える バランス感覚を鍛える マリオネットトレーニング ボールを使ったトレーニング 体幹トレーニング 本記事では、体幹ストレッチについてご説明します。 体幹ストレッチ 【1】お尻の裏を伸ばす(10秒 × 両足) 両手をついて座って足を組んで、お尻の後ろを伸ばします。 どこのストレッチをやっているか意識をしましょう。 意識していても力まずリラックスして伸ばせている状態が理想です。 【2】ももの裏をのばす(10秒 × 両足) 座っている状態で片足を伸ばして(もう片方の足は折り曲げる)、上体を前にかがませます。 反対の足もやります。 【3】足を広げて前に倒れる(10秒) 座った状態のまま足を広げて、上体を前にかがませます。 股関節を伸ばすイメージです。 【4】股関節と背中を伸ばす(10秒) 足の裏を合わせるようにして座ります。 そのまま上半身を前に倒します。 背中というより股関節がしっかり伸びていれば OK です。 【5】体の後ろ側を伸ばす(10秒 × 両足) 【4】のストレッチまでは座っている状態で、【5】のストレッチから仰向けに寝る → うつ伏せになるという流れで体勢を変えます。 仰向けに寝て両手を広げます。 片足をまっすぐ上にあげて、腰をひねってゆっくり内側に倒します。 座ったままの上体でやりたい方は、体の後ろ側をしっかり伸ばすイメージで腰をひねる動作をすれば OK です。 【6】わき腹を伸ばす(10秒 × 両足) うつ伏せで寝ている状態から両手をついて上体を持ち上げて、片足を曲げます。 曲げた方向へ体をひねって、わき腹を伸ばします。 このストレッチ、コモドドラゴンと呼ばれていたりしますね。確かにそんな体勢です。 【7】お腹と股関節を伸ばす(10秒 × 両足) うつ伏せで片足を曲げます。(この体勢は【6】とほぼ同じです) ヒジを立てて上半身を起こします。 【8】股関節と背中を伸ばす(10秒 × 両肩) ここから立ってやるストレッチになります。 足を開いて立ち、ヒザに両手をつきます。 体をひねりながら、片方の肩を前の方に出します。目線もひねった方向へ。 ヒザにヒジをつけて、股関節と背中をしっかり伸ばします。 【9】ハムストリングを伸ばす(10秒 × 両足) 立ったまま片足を胸まで引きつけて、お尻の裏をしっかり伸ばします。 しかしハムストリングってどこ? ですよね。 ハムストリング(hamstring)とは、人間の下肢後面を作る筋肉の総称。 ハムストリングスとも呼ばれる。 ハムストリングとは「もも肉のひも」という原意である。 これはハムを作るときに豚などのもも肉をぶらさげるために、これらの筋の腱が使われたことに由来している。 ハムストリング – Wikipedia ここの筋肉、走ったり跳んだりする時、アクセルの役割を果たしてくれてとても重要です。 そして、このストレッチの体勢、片足でキープをしていてバランス感覚を鍛えるトレーニングにもなります。 【10】もも前を伸ばす(10秒 × 両足) 立ったまま片方の足のくるぶしを持ち上げて、ももの前をしっかり伸ばします。 【9】で伸ばしたハムストリングが「アクセル筋」と呼ばれているのに対して、もも前は「ブレーキ筋」と呼ばれていたりします。 両方しっかりストレッチしておきましょう。 【11】腰を回してストレッチ(2周ずつ) 腰に手を置いて片足に重心を乗せて、腰を回転させます。 時計回り、反時計回り、それぞれ 2周ずつやりましょう。 同じ要領で反対の足に重心を乗せて、腰を回転させます。 このストレッチをやり出した時、股関節がなんだかコリコリ言ってました。 最近はしっかりストレッチできているのかいわなくなりました。 【12】体全体を伸ばす(10秒 × 両方) 両手は頭上に伸ばし、片ヒザを立てて、片方の足は前に出します。 立てているヒザの方へ、上半身を真横に傾けます。 上半身を戻して傾けた方に、上半身を今度はひねります。 同じ要領で、反対側も傾けて、ひねってしっかり伸ばします。 このストレッチ、本当に体全体が伸びてるわーという感じがします。 体幹ストレッチは以上でございます。 練習やトレーニングの前、時間があればクールダウンにもしっかりストレッチすることで、練習・トレーニングの効率もよくなります。 全部やる時間がない! という場合は、自分が「もっとここを伸ばしておきたい」という部位を伸ばすようにするとよいでしょう。 毎日続けることで、動作がスムーズになっていたり、今まで届かなかったボールに手や足が届くようになっていたり、スポーツ中のふとした瞬間に体の柔軟性が向上していることに気がつくことでしょう。 ぜひ習慣にしてみてくださいね!

スナック菓子の代わりにミックスナッツをつまんで体作り

子どもはスナック菓子が大好きですが、なるべくスナック菓子ではなく、ナッツや小魚といった、少しでも体によさそうなものを常備しておいて、小腹が空いた時につまませるようにしています。 ナッツって本当に体によいのか、どのナッツにどんな栄養が含まれているのか、調べてみることにしました。 ナッツはカロリー低くないけど身体にいい ナッツは脂質が多く含まれているため、カロリーは低いとは言えません。 ですが、カロリーが高いからと行って、太りやすいということではなく、ナッツの多くには身体に良い作用を持つ「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」がたくさん入っているので、むしろ身体にいいということが言えます。 「飽和脂肪酸」は、肥満の原因となったり、血中の悪玉コレステロールを増やして心筋梗塞などの循環器系の病気を招いたりすると言われています。 一方ナッツに多く含まれる「一価不飽和脂肪酸」の「オレイン酸」には血液中の悪玉コレステロールを減らす働きが、「多価不飽和脂肪酸」には血液を下げ、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。 飽和脂肪酸 : 生活習慣病や肥満の要因の代表例。 一価不飽和脂肪酸 : 悪玉コレステロールを減らすオレイン酸など。 多価不飽和脂肪酸 : 食費から摂取が必要。血圧を下げ、悪玉コレステロールを減らす。 100g 辺り カロリー 飽和脂肪酸 一価不飽和脂肪酸 多価不飽和脂肪酸 アーモンド 608 kcal 4.1 g 35.1 g 12.7 g ピーナッツ 588 kcal 9.0 g 24.5 g 14.8 g カシューナッツ 576 kcal 9.9 g 27.7 g 8.1 g マカダミアナッツ 720 kcal 12.4 g 59.2 g 1.6 g ピスタチオ 615 kcal 6.1 g 30.9 g 16.4 g ヘーゼルナッツ 684 kcal 6.2 g 54.7 g 5.3 g ナッツの種類と栄養素、その効果を徹底解説!食べると太るって本当? ミックスナッツの主要ナッツを比較してみる 近くのお店でよく販売されているミックスナッツに含まれているナッツのいくつかを取り上げ、豊富に含まれている栄養素や主な効果を比較してみます。 厳密に言うと、ジャイアントコーンは「コーン」で「ナッツ」ではないですね。 豊富な栄養素 主な効果 アーモンド たんぱく質食物繊維ビタミン E 生活習慣病の予防抗酸化作用(老化、免疫機能の低下防止) ピーナッツ たんぱく質ミネラル(カリウム)ビタミン E 血圧を下げるシミやしわの要因を作る物質のはたらきを抑える カシューナッツ マグネシウムミネラル(リン、鉄、亜鉛、銅) 心臓病や高血圧を予防する体を構成する重要な栄養素 マカダミアナッツ 一価不飽和脂肪酸 お菓子と相性がよくておいしい ピスタチオ ビタミン B6カリウム 健康な髪や皮膚を作り、成長を促す血圧を正常に保つ ヘーゼルナッツ ミネラル(カリウム、鉄、銅)ビタミン B群 塩分の排出を促し、血圧を下げる皮膚や粘膜の健康を維持する クルミ 多価不飽和脂肪酸 悪玉コレステロールを減らす生活習慣病の予防 ジャイアントコーン たんぱく質糖質ビタミン B1、B2 … Read more

サッカー漫画「シュート!」のいい点よくない点を正直に書いてみる

今更なのですが、2020年になってサッカー漫画「シュート!」を読んでみました。 サッカー漫画の金字塔。楽しい部分もあったのですが、自分がもうターゲットから大きく外れていることや、当時の時代背景が色濃く出ている作品のため、おそらく当時読んでいた方々ほどは楽しめなかったというのが正直な感想です。 よかった点、よくなかった点、入り混じる形ですが、感想を書きます。 高校生なのに飲酒とかするし時代をめっちゃ感じる かなり驚いたのですが、高校生なのに普通にお酒を飲むシーンがたくさん出てきます。練習後の打ち上げやちょっと辛いことがあった時など「一杯いくかー」という具合です。 いい作品であれば自分の子どもに読ませてみようかなと思っていたので、ここは相当なマイナスポイント。 飲酒シーンを始め、下ネタとか、サッカー以外のシーンもたくさん入っていて、すごく時代を感じました。 大人になってから読み返すと、「学生時代は、飲酒や喫煙、遊び、恋愛とか様々な誘惑があるけど、誘惑をくぐり抜けて、ストイックに自分磨きを続けることでサッカーはどんどん上達していく」というメッセージにも受け取れるだろうけど、おそらく当時はそんなメッセージは込めていなくて、ただ「青春漫画として面白いかどうか」だったんだろうな印象です。 サッカー少年ならワクワクするフレーズがたくさん出てくる 読む前から、たまに世間で聞いていたフレーズ。 改めてストーリーの中で出てくると、なるほどなと思うと同時にやっぱりとてもワクワクする。サッカーをしたくなる。 トリプルカウンターアタック GK のゴールキックを俊足の右ウィングがダイレクトでセンタリングをして、センターフォワードがダイレクトでシュートを打つ。 そんなアホなと思いつつ、これはワクワクする。 幻の左足 なんだか主人公がいまいちパッとしないんですよね。 ただ秘密兵器として左足のシュートが登場する。 なぜ「幻」なのか、全然「幻」ではなく、結構しょっちゅう出てくるけど、とりあえずすごいシュートの威力でワクワクする。 伝説の11人抜き 最も有名ではないでしょうか。天才 久保 嘉晴の伝説の 11人抜きです。 これを放った後、倒れちゃうので、本当に伝説です。 サッカー好きか? こちらも天才 久保 嘉晴氏の名言。 「サッカー好きか?」このセリフはリアルでは小っ恥ずかしくてなかなか言えないでしょう。 それくらい、キザだけどやっぱりかっこいい。 主人公にあまり魅力がない なんでしょう。あの主人公は。 サッカーもあまり上手くなくて、試合中も普段も何だかフニフニしていて、どうも好きになれない。 当時の時代背景からするとかっこいい人物像だったのでしょうか。 1冊115円のDMMコミックレンタル! 対戦相手のメンバー構成がほぼ同じ DF か MF 辺りに 3年生のしっかりしたキャプテンがいて、エースストライカーに天才の 1年生がいる。 だいたいナックルシュート(今でいうと無回転のような軌道のシュート)を打てて、「消えた!?」となる。 本当最後の決勝までこのメンバー構成で来るから、もう少しバリエーションあった方が楽しめたのになと感じる。 それでもやっぱりいい作品だと思う どちらかというとよくない感想が多いように思いますが、よくない点も含めてエンターテイメントとしておもしろく楽しめたので、総合的には満足な作品でした。 とはいえ、子どもに読ませるなら最近の作品を選ぼうと思います。

運動神経をよくする「コーディネーショントレーニング」とは?

そもそも運動神経ってなんだろう? 運動神経とは、「脳で判断したことを神経を通じて筋肉に伝えて体を動かす能力」のことを言います。 「こう動きたい、こう動かしたい!」という脳からの指示を、いかに速く、そして正確に体に伝えられるか?というのが運動神経の良し悪しを判断するポイントとなります。 運動神経がよくなる、高まると「自分がイメージした通りに体をコントロールできる、動かせるようになる」ということです。 では運動神経をよくするには? 運動神経が最も伸びるのは幼児期(〜5歳くらい)で、その時期に「走る・跳ぶ・投げる・登る」と言った基本動作をどれだけ習得できるか、器用にこなせるようになるか? が重要と言われています。 「じゃその年代を過ぎてしまったらもうダメなの?」と言うと、そういうことではないです。 運動神経をよくするための方法として「コーディネーショントレーニング」というものがあります。 手と足で異なる動きをしてみたり、周囲の状況をみて頭で判断、素早く反応して体を動かしてみたり、これまで全くやってこなかった人だと、少し難しいと感じるトレーニングもあるかもしれません。 「コーディネーション能力」は 7つに分類される 「コーディネーショントレーニング」とは、旧東ドイツ旧東ドイツのスポーツ運動学者が考え出した理論で、以下の 7つに分類された能力を鍛えるトレーニングのことを言います。 【1】リズム能力 リズム感を養い、動くタイミングを掴む能力。 【2】バランス能力 バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直す能力。 【3】変換能力 状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える能力。 【4】反応能力 合図に素早く反応し、適切に対応する能力。 【5】連結能力 身体全体をスムーズに動かす能力。 【6】定位能力 動いているものと自分の位置関係を把握する能力。 【7】識別能力 道具やスポーツ用具、自分の手足などを上手に操作する能力。 以上が「コーディネーション」7つの能力になります。 スポーツをする上で、どれも重要な能力ですね。次に気になるのがそれぞれの「能力を伸ばすにはどのようなトレーニング方法があるのか?」ですよね。 特に人に運動を教える立場でもない私ですが、この「コーディネーション能力」を意識して、実際に子どもとやってきたトレーニング方法を、以降の記事で書いていきたいと思います。