投資信託の商品を調査する中で、理想の投資先が見つかったり、競争によって信託報酬が安くなったりすると、他の投資信託にスイッチしたくなることがあります。私も、全てを熟知してから投資信託を購入するよりも、早く少額から運用を開始する方が良いと考え、思い切って投資を始めた経験があります。しかし、後になって商品を変更したくなる場面が必ず訪れるということを理解しておくことが重要だと思います。
確定拠出年金と NISA 口座の投資信託のスイッチについて考えてみましょう。
【確定拠出年金】
確定拠出年金では、売却することなく(税金がかからない)、スイッチング(預け替え)する仕組みがあります。そのため、商品を変更しても特に損失は出ません。
【NISA(つみたて NISA も)】
NISA の場合、売却益には課税されませんし、初めからノーロードの商品が多いため、スイッチング自体は多くの場合、損失を被ることはありません。ただし、非課税可能枠は戻りませんので、注意が必要です。
【ノーロードとは?】
販売手数料がかからない投資信託のことです。時には「無手数料」と表記されることもあります。
【特定(一般)口座の投資信託のスイッチについて】
特定(一般)口座の場合は、スイッチングによって税金の発生がありますので、注意が必要です。スイッチングによって売却益が発生すれば、税金がかかる可能性があります。そのため、スイッチングを行う際には、税金の影響も考慮しなければなりません。
以上の点を踏まえて、投資信託のスイッチを検討する際には、慎重な計画とリサーチが必要です。自身の投資目標や状況に合わせて、最適な選択をすることが重要です。